Lecture
2025/6/7に、「演奏家のための科学」講義&コーチング vol.2が行われました。

前半は、古屋晋一による「音作りの基盤となる身体の使い方や、力みの仕組み・根治方法」についての講義が以下の3点のテーマにより行われました。
✳︎演奏・練習に伴う力みの仕組みとその原因
✳︎力みの原因を発見し,解決する身体の使い方・指導方法
✳︎身体の使い方のクセを放置する様々な弊害さらに、当ピアノアカデミーで実施している「センサーと可視化システムを使った身体の使い方についてのコーチング」を、ピアニストでデータアナリストでもある塩木ももこが実演を交えながら提供しました。



アルペジオを題材として扱い、指くぐりの際にも音を繋げたいという伸びしろに一緒に向き合いました。
演奏中の姿勢や指の動き、鍵盤の動きなどを可視化するシステムを使うことによって、普段は気づきにくい身体のクセや無意識の動きを多角的に確認し、具体的な改善点を見つけることができました。
続いての個別コーチングでは、中学生の受講生がショパンの作品を持ってきてくださりました。
「冒頭の音を理想の音質に近づけたい」というご自身の希望から、古屋とともに音を探求する時間が始まりました。
また、右手の旋律をより美しく聴かせるために、左手をどうしたら良いか、自分の言葉で言語化することで、身体の使い方に変化が見られました。

プロコフィエフの作品を持ってきてくださった高校生の受講生。
プロコフィエフの独特なリズムをより生き生きと表現するために、必要な要素を一つひとつ丁寧に探っていきました。
指先の方向に意識を向けることで、音に芯が生まれ、リズムの輪郭がより鮮明に浮かび上がってきました。

会場にお越しいただいた皆様の中には、メモを取りながらご聴講くださる方も多くいらっしゃいました。また、質疑応答の時間では、会場参加の方ももちろん、オンライン参加の皆様からもたくさんの質問をいただき、充実した学びの場となりました。
終了後、アンケートを取らせていただき、たくさんの嬉しいお言葉をいただきましたので、一部ご紹介させていただきます。
表現したいことをまず明確にすることや言語化することの大切さ、そして、その目的や表現者個々に対する観察力とアプローチの物凄さが心に残りました。古屋先生が身体の使い方を教えるだけでなく、生徒と一緒にフォームを探り、寄り添い、楽しませ、その中で生徒の実になるよう、生徒の発見をコーディネートしていた事が、身体知を習得させる為にはこれ以上ないやり方だなと感じました。息子が、月末の実技試験で、黒鍵から始まるアルペジオ全部が試験範囲に入っているのと、今年初めてコンクールに挑戦し、月光の第三楽章を弾く予定なので、とても興味深く受講しました。視野が広がり嬉しかったです。可視化システムを使って、個人レッスンを受けたいです。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
そして、素敵な会場をお貸しいただいたメロディヤ南青山様にも、この場をお借りして感謝申し上げます。
前半の講義につきまして、以下のサイトより公開させていただきました。
https://one-stream.io/catalog/KiPwHL8glSfh792z0orJzaVpOLp1/video/31870057-efda-4b43-80c0-9dcbacc89e93
最初の10分間のみ無料でご視聴いただくことが可能です。続きはぜひ、ご購入の上、ご覧ください!(※)
また、第3回の講義も企画中ですので、ぜひ会員登録してお待ちください!
※動画の視聴は会員登録の上、月額サブスクリプションのご購入が必要となっております。未成年の方は保護者の同意を得た上でご購入ください。
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『ミュージック・エクセレンス・トレーニングセンター』を始動
Lecture
【開催レポート】「演奏家のための科学」講義&コーチング vol.3
Academy Program
【インタビュー公開】古屋晋一×高坂はる香さん(後編)
© 1993-2024 Sony Computer Science Laboratories, Inc.
© 2021-2024 NeuroPiano Inst.
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